『死都日本』石黒耀2002年9月

 

九州の火山が巨大爆発したらどうなるのか。

 

久しぶりに一気に読み応えのある小説だった。 


まるでその情景を見たかの写実。


結末は多分に小説的ではあるけども。

 


この小説を読み進んでいく内に、あるフレーズが浮かんだ。

 


ヒ出づる国。


まさしく我が国は”火出づる国”だ。

 

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時は西暦20XX年、長引く不況にあえぐ日本は空前の規模の火山災害に見舞われた。


九州は霧島火山帯で発生した噴火は、わすが一時間で南九州を壊滅に追い込んでしまう。


死者数は噴火後の二十四時間で350万人以上わ被害額はおよそ2000兆円という途方もない数字が飛び交うがらこれでもまだ惨事はほんの序曲にすぎなかった。


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いくつか言葉たちを拾ってみる。

 

“多大な公共事業投資と送電ロスと環境破壊を覚悟して遠隔地に巨大な発電所を作る従来のやり方は、もう止めしましょう。


阪神大震災でも今回の破局噴火でもお気づきになったと思いますが、日本のような災害国ではエネルギー源は身近に分散して置いた方が良いのです。”

 

“この災害国で原子炉や放射性廃棄物施設を維持するのがいかにきわどい賭けか、関係官僚の皆さんにも充分お分かり頂けたかと思います、

日本には地学的に安全な場所など無いのです。”

 

“昔から我が国は愛国者を自称する人達の活動が盛んな国でしたが、その大半が政治的愛国者で であり、日本の国土・自然を愛する意味での愛国者でなかったことは、いささか残念なことであります。”

 

これは壮大な、少し未来のシュミレーション小説。

 

僕らは火山の上に生活しているよ。

 


 

 
 


 
 
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