「共感」タグアーカイブ

西村貴好 著『ほめ達!検定』より: “解決型”の男性脳と”共感型”の女性脳

相手を褒めることによって相手の持っているものを引き出すだけではなく、褒めた側の視野を広げ人間力を高めることを目的とした”ほめ達検定”なるものがあります。

『ほめ達!検定 公式テキスト』より「うん、なるほど!」と眼球から鱗が飛び出した学びをサクっと読めるよう小出しにキュレーションします。

キュレーション【curation】
無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、
そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。

あなたが男性の場合、こんな経験はありませんか?

あるでしょう。
絶対ある。

パートナー(女性)の買い物に付き合い、「ねぇどれがいい?」と聞かれたので「こっちがいいんじゃないかな?」とどっちでもいいんじゃないかと思いながら頑張って意見を出した結果「えーーーー、、、でもこっちがいい。」と全く意見が反映されず答え決まってますやん!!と思ったこと。

ありますね、

なんて骨体

相談ごとの話を聞いて解決方法を答えても、元々答えは決まっていてこちらの意見が反映されないばかりか怒られるという驚天動地のリアクションが返ってきたよ。
ってこと。

これは男性脳と女性脳の違いからくると『ほめ達!検定』で書かれています。

 

・男性脳は問題を見聞きした場合、解決したくて仕方がなくなる解決脳
・女性脳は問題を見聞きした場合、問題解決よりも共感を大切にする共感脳

 

つまりお互いに求めていたリアクションが違っていたのです。
性別に限らず価値観にはそれぞれ違いがあります。

相手にうまく伝わらないのは、決して相手の理解力が低いのではありません。
大切なのは伝えたい相手のタイプに合わせた表現の伝え方をすること。

上記の例でいうと相手が求めているのは自分自身に対する共感なので、こちらの意見が採用される・されないは重要ではないのです。

大事なことは、、、

以心伝心
相手の価値観に寄り添い、自分と人との違いを知った上でコミュニケーションを取り、相手に価値を伝えていくこと。

そのために

  • 違いを知ること
  • 違いを楽しむこと
  • 違いを活用すること

この3点を意識して自分も大いなる”ほめ達”を目指そうと思います。

相手のタイプによって伝え方を工夫するには先ず相手のタイプ、そして自分のタイプを知ることが必要です。

NLP(Neuro-Linguistic Programming、神経言語学的プログラミング)の分野ですね。
きっといつか記事を書こうと思います。


Djembe&vocal
Kackey@dabigtree

Yamandara



[大阪・千里のちいさいホームページ制作屋さん『太陽の塔が地元』]

大阪市内、北摂エリアにあるサロン、美容室、歯医者、カフェ、バー、など10名以下の商店、会社、団体様、または個人様向けのサイトを制作いたします☆


『ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代』を読んで: 共感する力が求められる時代

ダニエル・ピンク著『ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代』より

アメリカ・ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学にあるベイビュー・メディカル・センターには8つの同心円からなる迷路がある。

赤色のレンガが敷き詰められた地面。
白色のレンガがラインを作る。

壁はない。

外側から中心に向い、歩く。

迷路には鎮静効果がある。
左脳思考を封じ込め、右脳を解放する。

左脳が通路を歩くという行為を論理的に進める間、右脳は自由に創造的な思考をめぐらすことができるのだ。

掃除や多くの洗い物をしている時にポジティブな状態になり、パっと閃くことがあるのと同じ状態なんだろう。

自分の実例を出そう。
オリジナル楽曲の『恋心』。

まずメロディーの土台が大量の洗い物をしている時に作られ、次に石垣島へ訪れた際に頭の中で映像が入って8割完成し、再び大量の洗い物をしていた時に細部を言語化して完成させた。

大量の洗い物に感謝。

【伐娑羅 -BaSaLa】
Vocal & Djembe: Kackey@dabigtree
二胡: 木村ハルヨ
Vocal & Guitar: Michael

話を本に戻す。

迷路のそばには変色した黄色いノートが二冊。

迷路を歩き終えた人たちが思いを書き込む。
このノートは迷路を訪れる人に慰めと意義の感覚を与えている。
医師や看護師たちも、辛く苦しい経験をした後でここを訪れ書き記した。
手術を受ける患者の家族はここで祈り、考え、気を紛らわしたと綴っている。

患者本人が記した感動的な物語もある。

筆者自身もここで手術を受けた後に迷路を歩いた。
そしてこのノートに書き記したすべての人の魂と一緒になった。

walking

筆者がこの迷路を歩きながら心に念じた言葉は「信じる」だった。

新しい未来を信じる。

置かれているノートは一つのソーシャルネットワーク。
共感を共有する場。

これもゲーミフィケーションといえるんじゃないだろうか。

素晴らしいのは意図してこの迷路が作られたということ。

共感する力。
共感によって引き出される力。

わたしたちにはそういう機能が備わっている。

 


Djembe&vocal
Kackey@dabigtree

Yamandara



[大阪・千里のちいさいホームページ制作屋さん『太陽の塔が地元』]

大阪市内、北摂エリアにあるサロン、美容室、歯医者、カフェ、バー、など10名以下の商店、会社、団体様、または個人様向けのサイトを制作いたします☆