大飯原発見学

仕事関係の協同組合の年に一回の交流会。

という名の大人の遠足。

今年は何故か福井の大飯原発に来ている。

なんばで待ち合わせてバス移動。

バスは10人以上から関電が用意してくれる。

このバスチャーター代&交通費が結局どこから出ているのかってことだが、、。

行きのバスで原発関連のDVDを30分ほど観て、大飯原発と関連施設の見学。
発電所の建物内は入れないのでバスで施設内を通り渡されたVRモニターで建物内を観る。

発電のプロセスから原発がいかに安定して低廉に(お安く)供給できるか、いかに安全対策を行っているのかを説明してくれた。

お陰で日本における原発の必要性と安全性を確認できた、
わけもなく。
「最大限の津波を想定して堤防を5mから8mに引き上げました」
え!?、、、低、くない?
福島は15.5mの津波が来たってパンフレットに書いてるけど、、。
最大限の津波ってなにをもって最大限なんだ、、。
原子炉自体は海抜30mのところにある。
だけど海沿いにあるその他の施設がやられれば制御不能に陥る。
原子炉は40年で廃炉にすることが決まったが、それではCOP10取り決めたCO2削減目標をクリアできないので基準を満たせば20年延長できるようになった。
CO2削減も大事なことだがリスクの取り方間違ってない?
「高浜発電所3、4号機の本格運転の再開させてくれたおかげで、8月1日から、関西の電気料金を、平均で4.29%値下げしました。
大飯原発3、4号機が再稼働すれば更に下げれます。」と広報している。

因果関係を疑い、検証する癖をつけたい。
まだ最終処分の場所もやり方も分かってないのに見切り発車して原発が生まれた。
どんな力学が働いたのだろう。
廃炉するにも30年かかるという。
息の長い良いビジネスだ。
処分方法は300m地下に一万年放射線を出し続けるとても有害なゴミを埋める。
今ある原発と高レベル放射性廃棄物はなんとかしないといけないけれど、これ以上は作るべきじゃない。

今迄頑張ってくれた原発とそれに従事してくれている人たちに感謝とリスペクトを忘れずに。

ともあれ、地震、津波、火山大国の日本に住んでいる者なら原発は見学しといた方がいい。


Djembe&vocal
Kackey@dabigtree

Yamandara



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