バスケと音楽とメンタルトレーニング

バルセロナオリンピックで同い年の岩崎恭子が水泳平泳ぎで金メダルを取り、男子バスケットボールにプロの参加が認められNBAの初代ドリームチームに湧いていた中学2年の夏、バスケ部の主将に任命された。

 

顧問の先生は練習に殆ど来れないのでどうすれば効果的な練習メニューを組めるのか試行錯誤。

 

かつレギュラープレイヤーとして技を磨く必要があったので徒手空拳で本を読み漁った。

 

そんな中、梅田の書店で出会ったのが「バスケットボールのメンタルトレーニングby ジェイ・マークス」。

 

 

一番ためになったのは、

 

集中力の度数を最大限に高め一点に集中する”ファインセンタリング”と

 

集中力の度数を平均的に下げて全体を観る”ソフトセンタリング”。

 

戦略の下に戦術。

 

実の動きと虚の動き。

 

 

バスケットボールは狭いコートの中、10人がひしめき合い攻守を瞬間で切り替える、

 

グルーヴを創り出し、グルーヴを外すスポーツ。

 

ディフェンスでマークしている相手がボールを持っている時、持っていない時、

オフェンスで自分がボールを持っている時、持っていない時、

 

ファインセンタリングとソフトセンタリング、集中力と視野のレンジをリアルタイムで調整する必要がある。

 

これが今の音楽に全て活かされている。

 

ボールをドリブルしていた手が今ではジャンベという太鼓を叩きグルーヴを生み出している。

 

結局繋がっとるんやね。

 

 

メンバーを引っ張る主将としては足りなさ過ぎたけども、

インプット即アウトプットできる実践の場を与えられたのは良かったな。

 


Djembe&vocal
Kackey@dabigtree

Yamandara



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