2026年6月10日で48歳になりました

そして歌い手として生きてきて、ちょうど30年の節目を迎えます。

この二つが重なる日に、

神戸元町 デア・キテンで身体表現の仲間たちと「Tribe Awakening」という祝祭を開くこととなりました(お陰様でソールドアウト)。


10代の頃、自分には吃音がありました。

うまく話せない。言葉が詰まる。


それでも、何かを伝えたくて歌を選びました。

幸いイジメられた経験はなかったのですが、”モノマネされる”という吃音あるあるが漏れなく僕にもありました。

これはなかなかツラミちゃんで、余計に最初の音が出にくくなる悪循環へ。

1996年春、近畿大学・生物理工学部に入学したのを機に、

バンドのボーカルに起用され1ヶ月後の5月には人前で歌うことに。

歌うと、不思議と声が簡単に出た。

歌うと、世界と繋がれる気がした。

なんと自由なことか。

緊張などする間もない。

楽器は何もできず、3拍子と4拍子の区別もつかない状態からギターを覚え、

PCに音符を一つ一つ打ち込み、

すぐに曲を作り歌詞を書いた。

既存のCDを聴き直し音を探った。

音楽の構成を理解した。

自分の歌には何回も敗北し、絶望しました。


あれから30年。

声、ジャンベ、植物の音楽。

地球の共鳴を探しながら、ここまで歩いてきました。

30年。

よくここまでやってこれたなぁ。

時に狼狽しながら、時に真っ暗になりながら歩み続けました。

歌をやめるという選択肢はなかった。

父と母は合唱団で出会い、

大樹の”樹”の文字の真ん中部分は

人が太鼓を抱えているカタチから来ています

加えて生まれ育った場所は「太陽の塔」が聳え立つ千里の地。

納得の仕上がりだよ。
 


数年前に作成した香盤表、資金繰り表、

行政機関に提出した数々の資料を読み返す機会が最近ありました。

当時を思い出すとよくやったなと自分で思います。

まだダメージが癒えていない生々しいものもあり、正直振り返りたくない過去もあります。

それらもひっくるめて全部、

自分の力だけでやってこれたわけでは決してないので、

これはしっかり感謝と共にお祝いしようと思っています。

みんなありがとう。


未来は自分の予想の斜め上をゆく。

ジャンベを叩き、植物の音楽と歌うことも、

インドやモスクワに行くことも、

万博でサウジアラビアのアーティストたちと共演することも、

ほんの少し前まで予想だにしていませんでした、


肯定でもなく、否定でもなく、

意味を伝えるのでもなく、

私は、

”この世のすべてをバイブレーションで鼓舞する者”

一歩の大樹。

お役目が終わるまで決して倒れることなく、

役目が終われば大地に帰り、次の若葉の糧となる。

皆が躍動する”場”になります。

まだまだ音は降りてきており、一向に鳴り止まない。

それをこの世界にカタチとして発していこう。

この身体と同様に、借りたものを返すだけ。

過去や未来にいる、次の誰かが反応している。

Earth Resonance Artist

Kackey@dabigtree / 垣内大樹 / 大光禅士


6/10のイベントでは、一つのインスタレーション作品を二人のクリエイターが制作します。

三角柱。

音楽に合わせてライブペイントとライブ書道がそこに命を吹き込みます。

三角形には実は意味があります。

自分、他者、そして植物——


三者が互いに繋がり、共鳴する形です。

植物たちは互いに繋がり、情報を共有する。

Plant + Network = Planet

お天道様と同様に、植物たちも見守ってくれています。

あなたが一人で泣いている時も、あなたが何をしようとも、

太陽は光を、

植物は酸素を、

地球は重力を、

ひとときも絶えず与える。

これは無性の愛。見えないものこそ大切なもの。

※作品は6/10当日オークションを試みます。落札されれば経費を差し引いた全てを2人のアーティストに還元します。

シンガー30周年という節目を一緒にお祝いしてもらえたら嬉しいです。