２０世紀までの”近代化”とは”西洋化”だ。

その西洋を学ぶにあたってキリスト教を理解せねば話にならない。

今の自分のまわりの環境や自分自身を知るためにも、世界の人たちとコミュニケーションを取るためにも、宗教を学ぶことは必須だ。

これ読み解かないと世界で何起こってるかいまいちわからんよ。

”ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の違いはなんであるか？”

”一神教におけるイエス・キリストの存在とは？”

書物のみで宗教はわからない。

が、少しの手がかりにはなろう。

面白い本だった。

あとがきより

“昔むかし、あるところに、七人家族が暮らしていました。
「戦後日本」と、表札が出ていました。

家族は両親と、五人のきょうだい。

「日本国憲法」「民主主義」「市場経済」「科学技術」「文化芸術」
という名の、いい子たちでした。

でもある日、五人とも、養子だったことがわかります。
「キリスト教」というよその家から貰われて来たのです。

そうか、どうりで。
ときどき、自分でもおかしいなと思うときがあったんだ。

そこできょうだいは相談して、「キリスト教」家を訪問することにしました。
本当の親に会って、自分たちがとうやって生まれてたか、育てられたか、教えてもらおう。
忘れてしまったルーツがわかったら、もっとしっかりできるような気がする、、、。”

 

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