森ノ宮ピロティホール、観に行きましたよ。
前情報入れずに。
なんなら僕の大好きな窪田正孝さんが主演なのも知らんくらいの勢いで。
『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』。
ああ、オリジナルのキャラに被せつつ、全員パラレルワールド的な新キャラなのね。
なるほどです。
エヴァって戦闘ロボものの体を借りた精神世界を掘り下げていく作品だし、
エヴァは生々しく、ニンゲンのようなケモノのような動きをするから今回のこの身体表現はどハマり。
テーマは地球の自然治癒、神、陰陽統合、反転、種、大地。
矛を止めるのが武。
自他不敗。
この舞台に武の真髄をみた。
感動しました!!
もちろんのスタンディングオベーション。
演者さんの覚悟がエネルギーとしてビリビリ伝わりました。
窪田さん改めて凄い表現者だなあと。
批評家ぶって敢えて一つ批評するならば(せんでええねんけども)、
碇ゲンドウ的なキャラ、菅生マサツグがあんなことしてしまった動機の部分が描き切れていなかったかなと個人的には少し思ったけども、
そんなことは本質的なものではなく、
この舞台の輝きを曇らすことには1ミリもならんのです。
まだ観てない方、
2023年の今、
舞台で、
エヴァでやる意味があるから。
生で体感しようこれは。
最後に、
エヴァンゲリオンを舞台化するなんていう、
どえらいことに向き合い、
現実化して私たちの前に現してくれた、
製作陣、スタッフ、キャストの皆さん、
本当にありがとう。
PS: 今回のテーマ、植物音楽ユニット・大地の種のコンセプトにぴったり合うなぁと手前味噌的に思いました。
Kackey@dabigtree