「モスクワのアカペラ国際フェスティバルに出てみませんか?大地の種なら面白いと思いますよ。」
今年4月に来日したインド人パーカッショニストArunとシンガーSangeetha とのジャパンツアーに伴い、大地の種のクラウドファンディングを実施。
https://camp-fire.jp/projects/750734/view/backers#menu
そのリターンだった5月中旬のオンライン情報交換で、アカペラ世界チャンピオンのあるまちゃんから出た思いもかけない提案。
アカペラ世界チャンピオンであり、同フェスティバル2019年の入賞者であり、かつ僕が好きなシンガーのあるまちゃんのインスピレーションからの言葉
モスクワでバイブレーションを発する必要があるんだろうという予感
これはやる流れだと思い、先ずは大会へエントリー。
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アカペラメンバーは今から誘う段階。
7月に出れるかどうかが決まって、そんで本番が8月。
先ずあんまし考えずにエントリーするんです。
そして後から必要なことを考えて一つずつ実行。
「出るなら勝ち(賞を取り)に行きたいですよね。」
このあるまちゃんの言葉はとても良いと思った。
音楽は勝ち負けじゃない。
けどこれはアカペラシンガーとして、アカペラチームとしてしっかり向き合い、可能な限り本番までに仕上げてゆくことを意味する。
アカペラという枠組みの中でどれだけのバイブレーションを発することができるかの挑戦。
スラムダンクでいうと日本一の山王高校に全国初出場の湘北高校が挑むようなもん。
ハモネプも飛び越えていきなり世界天下一武道会へ。
言い訳はしようと思えばなんぼでも出てくる
・もともとアカペラを専門としてないし
・2ヶ月でアカペラチームを作る時間がないし
・メンバーみんなが集まるリハーサルが取れないし
・10日間連続2〜3公演なんて身体が持たないかも(ホントに休み無しでした)
・経験がないし
・他にやることいっぱいあるし
・なんかバタバタしているし
などなど。
一つ出来たと思ったら出来てないことが倍分かる道のり。
結果的には自分もメンバーも素晴らしいものが出来ることを信じるのみ。
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【自分は何故それをやるのか?】
をエントリーする時に何回も自問自答して、腹落ちさせて、周りのチームに圧倒される中で大会中も何回もそこに立ち戻った。
【自分は何故それをやるのか?】
その答えは大会中に十分にカタチとして体感しました。
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モスクワに世界から集まった素晴らしいシンガーたちと、モスクワの人たちと和のバイブレーションをこれ以上ない位味わいました。
それを今度は次の人へ伝えてゆきます。
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千代ちゃん、IYCOちゃん、聖子ちゃん、よっぴー、それぞれ特殊で個性豊かな5人のOTONOWA’s メンバー、そしてカメラマンとして同行したなおみさん、
このメンバーだからこそ、日本ならではのヤバいものを伝えられたと思います。
なんだかんだで本番の舞台に強いメンバー。どこでも生きて行けるメンバー。
あと晴れ男、晴れ女が集まり過ぎて晴れ過ぎです。日焼けしました。
現地マネージャーのガリーナ、
最初全然笑わへんかったけどだんだん面白くなりましたね。朝から晩までの連日ハードワークに嫌な顔せず完璧なサポートでした。あなたで良かった。
衣装提供してくれたIYCOママとシブキアート大下倉さん、衣装の力は大きかったよ〜!!いっぱい写真撮られたよ〜。
服から力をくれました。ハードワークも乗り切れた。
主催者のモスクワ政府、こんな凄いお祭りに招待していただきありがとうございます。モスクワは街がアートに溢れており素晴らしいですね。5月7日で877周年、おめでとう御座います。また行きます。
サポートしてくれたメンバーの各家族にも感謝。
家族の健康あってこその活動。
クラウドファンディングを支援してくれた皆様、普段からスポンサーとして支援してくれている株式会社FREEing様ありがとうございます。
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海外勢も疲労困憊し、自分も曲中に意識が飛んだりして実際のフェスティバルの日々は過酷なものでしたが、感動体験がいっぱいでした。
生涯の宝物です。
一つのカタチとして、審査員と一般投票から選ばれるオーディエンス賞を受賞することができました。
メンバーと共に栄誉あるこの賞をいただき、素直に喜んでいます。
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過去にクラウドファンディングをすることで、多くの人たちと素敵なお祭りを共有することができました。
今回もより多くの人たちにこのOTONOWA’sを通して世界でのお祭りを一緒におこしたく、8月1日から9月15日までクラウドファンディングを開いております。
是非、どういう取り組みをしているのか一度読み物として読んでいただき、応援、シェア拡散してもらえますと幸いです。
https://for-good.net/project/1000966
そして来年は、自分達もまた出場したいですが、日本にも素晴らしいシンガーはいっぱいいるので、是非私たち以外からもこの素晴らしいフェスティバルに参加してくれたら素敵です。
このフェスティバルの存在を知らないことが勿体無い。
日本以外にも活動の幅を広げてみてほしい。それを日本のアート、音楽に携わる人たちに知らせるきっかけとなれば幸い。
このような文化交流は、日本、そして世界をより面白いものに変えてゆくと思うのです。
ごっつぁんです。
2024年9月6日、ロシアより帰国
Kackey@dabigtree