【太陽と月のお話】
あれは2008年頃だったろうか、当時大阪城公園の近くに住んでいた。
ある夜、公園を一人歩いていた。
月がとても綺麗だった。
「なぜ、月は夜に太陽の光をその身に映して優しい光を地球に届けてくれるのだろう。」
「なぜ、太陽は昼にその力強い光を地球に届けてくれるのだろう。」
その問いから、あるバイブレーションがこの身に降り注いできた。
バリ島で買ってきた“親指ピアノ”と呼ばれるカリンバをつま弾きながら、構成音は5つだけの音階を繰り返し繰り返して、この物語はこちらの世界に姿を現しはじめる。
次にギターでコードを付け誕生したのが「太陽と月のお話」という絵本のような歌だ。
以来、僕は15年を超えてなお今もこの歌をうたっている。
今、はっきりと分かることがある。
この情報は過去、未来、違う次元から同時にやってきたものだ。
この歌から物語を更にひも解いてゆこうと思う。
これは過去、現在、未来のおはなし。
【新作note公開】
『太陽と月のお話』という物語が、いま12章の詩的な神話として生まれ変わりました。
序章は無料で全文公開、第一章から第十二章までを収録。
4章まで無料公開しています。
音が聴こえにくい時代にこそ響いてほしい“いのちの交響詩”です。
どうぞお読みいただけたら嬉しいです。

Kackey@dabigtree