主催イベントHEart BEATを終えて

11/1、無事に主催イベントHEart BEATが終わりました。

午前は市民救命士普通救命コース、午後はトークとライブ。

 

はじめてAEDを触りました。

AEDって電気ショックで心臓を動かすものと思っていたけど違うんですね。

AEDで誤作動を起こしている心臓をリセット=停止させる

そして手で心臓マッサージを行う。これがセット。

 

BPM100のテンポ(”もしもし亀よ亀さんよ”のテンポ)でマッサージ30回→気道確認、確保→人工呼吸3回

これを蘇生するか救急隊が到着するまでやり続けます。

体力的にとても大変。

だからまず安全な場所に移動させたら他に助けを呼ぶ必要があるんですね。

”119番に電話する人”と”AEDを持ってきて作動させる人”が最低必要です。

マッサージする人は2人交代でやらないと続けられない。

一人を二人に。二人を三人に応急手当ができる人が増えれば、助けられる確立が格段に増えます。

 

そういう意味でAEDが設置され市民救命士普通救命コースが設けられたんですね。

大災害が起きた時、救助が来るまでどれくらいの時間がいるでしょう。

自分で出来ること、家族を守ること。少しでも増えればと思います。

 

 

さて、今回のテーマは”相手の鼓動を感じる”でした。

イベント中やイベント後に参加者から体験談がこぼれてきます。

 

Bambina美容室のオーナーで空間プロデュースをするanteriors funitureの黒岩さんの脳梗塞の話。

「車の運転中にブレーキの踏み方が分からなくなった。警察が止めてくれた。」

「仕事場の美容室で倒れた。通りすがりの人が助けてくれた。発見が遅れていたら今の自分はない。」

「振り返ると兆候はいくつかあった。」

「仕事は楽しく乗りに乗っていた。気づいていなかったが実はストレスを抱えていた。」

「左半身が麻痺している中、美容師を続けた。まわりが助けてくれた。」

 

心臓病の長女を病院へもった母の話。

「一歳まで二度の心臓手術した。いつも病院で機械ごしに心拍音を聞いていた。」

「術後に酸素チューブが外れ、点滴が外れ、いろんなものが外れて家に帰ってからも、ちゃんと心臓が動いているかと何度も小さい身体に耳を当てて確認した。」

 

倒れた父に対して何もできなかった話。

「ふだんから父に触れていなかったので、身体に触り難かった。」

「病院に搬送され1時間以上、汗だくなって心臓マッサージをしてくれていた。」

 

相手、そして自分自身の鼓動を感じる時間を持ちたいものです。

日常の準備、そして触れ合いが大事ですね。

 

 

 

 

 


 
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