大阪大学の留学生を受け入れるホームビジット型のホストファミリープログラムに今年の10月から参加。
アサインされた我が家の留学生はグゥエン君。
ベトナム人の両親を持つドイツ人だ。
彼のお父さんはベトナム戦争時、地雷で両足を失った。
ベトナム人を当時受け入れていたドイツへ単身渡り、電車のエンジン技師として生計をたて始めた。
ベトナムに帰っていた折、知人からベトナム人の女性を紹介され結婚。
ドイツで家族を養い三人の子どもを育てた。
両足の義足にかかるお金は全て国から補助されている。
どれほどの苦労をしたのだろう。
両足を失っても、異国で立ち、家族を養い、こうして息子の一人を日本へ留学させている。
「君のお父さんは今でも、アメリカ人が嫌いか?」
という問いに、
「う〜ん、多分今は大丈夫かな。
おじいさんの世代は、昔の日本人は嫌いかもしれない。昔のサムライに殺されたりしたから。」
と返ってきた。
ベトナム-ドイツ 社会主義
ベトナム-日本 占領時
また脳内で世界地図のキーワードが増えた。
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