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2023年12月下旬、インド・ブッダガヤの前正覚山で見たビジョンを綴る

悟りを求めるという志しを分かちあった仲間たちと山に入った。

肉体を酷使する苦行により、そこに至れるはずだとひたすらに願い、私と仲間たち六人は苦楽を共にし、身体を少しずつ擦り減らしていった。

年が六つ回ったある日、意識を失いかけながら鳥と光と水に誘わた。

身体はガリガリに極限まで痩せ細っていた。

樹は私をみている。

戸惑う仲間たちを促し、私は山を降りることを決断した。

たどり着いた村。

スジャータという娘に乳粥を勧められ食べた。

干からびた身体に微かに血液が通り、そして次第に力強く脈打つのを感じた。

乾いていたことすら忘れていた。

仲間たちも少しずつ身体に正気を取り戻す。

仲間たちは修行の途中で女人から施しを受けた私を激しく責め去っていった。

 

彼らが生きているのが嬉しかった。

これまでの感謝とこれからの無事を祈った。

 

友も、悟りへの意思も、全てが無くなった。

 

すべてを捨てたつもりでいたが、嗚咽する己を観て積み上げたものへの執着と尊さがあったのだと知った。

己の身体だけがあった。

あてもなく歩き、六つの場所で七日間ただ座った。

山で過ごした六年と同じ長さと短さだった。

最後に菩提樹が私を呼び、そこでも七日間ただ座った。

 

樹が私になり、地中深くに根を張り、どこまでも天上へ伸びた。

次の瞬間なにもかも無くなり、

そこに全てがあった。

彼らはどこにでもいたし、

私はどこにもあった。

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Earth singer: Kackey@dabigtree

 


Djembe&vocal
Kackey@dabigtree

Yamandara



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弟子たちに見限られ、仏陀はブッダガヤ前正覚山での苦行を経て何を思ったか〜悟りと身体性について〜

釈迦が6年修行したと言われる前正覚山に登った。

家族で世界旅行をしている雲野さんにジャンベを持ってもらったよ

仲間達とガリガリに痩せ細るまで修行したが、至らず、下山し、

有力者である娘のスジャータから乳粥をいただき身体の回復に努めた。

「あなたが女性から食べ物を施してもらったせいで我々は悟りに至らなかった!」

5人の弟子達は怒り、釈迦の元を離れていった。

釈迦はその時どんな心境だっただろうと前正覚山で思った。

悲しみに暮れた?

ブッダガヤSenamura yoga ashram からの夕日

僕に降りてきたイメージの中で彼は、安堵していた。

自分が率先してこの苦行を終えることで、仲間たちを無事に下山させることができた。

執着から下ろす。

そして釈迦自らも、これまで虐め、蔑ろにしていた己の身体の大切に気づく。

この身体があればこそ、この世界で成すことができる。

苦行をやってみて、そして手放し、中道にいたる。

スジャータ村で彼は回復し、

そし1箇所1週間の瞑想を行い、7箇所目つまり49日間の瞑想を経て悟りに至り彼は仏陀となった。

大菩提寺マハーボーディー/Mahabodhi Temple

七つ。

チャクラに対応しているかのようだ。

第一チャクラこそ始まり。

上に繋がる為にはまず一番下。

身体で一番大切な場所。

仏陀はこの町から旅立った。

“仏陀が行った町”、ブッダガヤBuddhagayā。

ここに来て良かった。

この地で改めて「般若心経 -Heart Sutra-」を納めた。

ブッダガヤにて。

アースシンガーKackey@dabigtree


Djembe&vocal
Kackey@dabigtree

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