森山未來君の「見えない/見えることについての考察」を観た

森山未來君、

ようやく初めて観れた。

身体も顔も真っさらなキャンパスみたいな人だった。

その真っさらなキャンパスに絵描きの未來君が自らに絵を描いていくのだ。

〜この公演に関して〜

立体的な作品だった。

いやもちろん実際立体なんだけど。

立体以上の立体。

フラットなステージ、目の前の未來君。

出演者は彼だけ。

オーディエンスは70名ほどか。

彼と唯オーディエンスだけが対峙している。

彼の骨と肉の着地の振動が直に伝わる。

質感。肉感。

音声技術と演出を駆使したいく層にもミルフィーユされたレイヤー。

Before and after CORONAを体験している僕らにとってタイムリーな切り口。

ネタバレなので言わないけど、ドキリとする演出があった。

会場に犯人探しをしていた自分がいた。

ゾクゾクの瞬間瞬間でした。

やはり生の舞台はいい。

生の舞台は嘘がつけない。

ごっつぁんです。